3月29日付けの神戸新聞によりますと、兵庫県明石市に在住の20代男性が麻疹(はしか)に感染したと兵庫県が発表しました。
男性は3月8日までの1週間インドネシアのバリ島に滞在した際に感染したと見られています。
また、外務省海外安全ホームページによるとギニア保健省が、同国コナクリ市内5区及び15件に対し麻疹の流行を宣言した為、注意喚起を行っています。
麻疹にかかったことがない方が該当地域に渡航する際は、予め麻疹の予防接種を2回受けていない場合、または接種既往が不明の場合は、予防接種を受けることを外務省は推奨しています。
麻疹は感染者の気道分泌物(鼻、咽頭、口腔からの飛沫、飛沫核)による空気感染、飛沫感染などにより感染し、38度前後の発熱、咳、鼻汁、結末充血、目脂、発疹などの症状が現れるまでに10から12日の潜伏期間があります。麻疹の症状がでたり疑わしければ、事前に医療機関に連絡した後に受診するようにしてください。
参考資料
感染症広域情報:海外における麻しん(はしか)の発症に備えた注意
http://www2.anzen.mofa.go.jp/kaian_search/pcinfectioninfo.asp#widearea
厚生労働省「麻しん(はしか)に関するQ&A」
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/measles/index.html
国立感染症研究所
http://idsc.nih.go.jp/disease/measles/index.html
神戸新聞
https://www.kobe-np.co.jp/news/iryou/201703/0010047191.shtml
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