マレーシア及びシンガポール—煙害

9月中旬以降、インドネシア・スマトラ島などにおける野焼きや森林火災が発生源と見られる煙害(ヘイズ: Haze)により、マレーシア各地及びシンガポールにおいて大気汚染指数の悪化が報告されています。

マレーシアの状況はマレーシア当局より、9月25日にジョホール州において大気汚染指数が200を超え、9月27日にはクアラルンプール市やマラッカ州においても大気汚染指数が250前後に上ったとの発表がありました。マレーシアでは、大気汚染指数(API)が200を超えた場合には、マレーシア教育省より現地の学校施設に対し休校指示が通達され、これに準じて各地の日本人学校も休校措置を行うなど、在留邦人にも影響が及ぶことが予想されます。

 シンガポールの状況は、大気汚染指数(PSI)が9月23日午後より上昇しており、25日には今年の最高値を記録し、危険(Hazardous)とされる341(3時間平均値)となりました。これは、2013年6月に記録された観測史上最高値(401)に次ぐ数値です。

煙害(ヘイズ:Haze)とは、インドネシア・スマトラ島などにおける大規模な野焼きや森林火災により生じた煙が、南西季節風(モンスーン)により、マレー半島やシンガポールに流されることにより生じる煙害を指します。例年、乾季に当たる5月〜10月に観測されます。

ヘイズによる大気汚染への対策
ヘイズが原因で、咳やくしゃみ、喘息、気管支炎、結膜炎等の症状が出ることがあります。現地政府当局が発表する数値を参考に、大気汚染が深刻な場合には、次の諸点に注意してください。
・不要不急の外出は避ける。
・外出時にはマスクの使用を心がける。
・うがいを励行する。
・水分を多く取る。
・症状が深刻な場合には、最寄りの医療機関に相談する。

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