スペイン―チクングニア熱

2015年9月17日のWHOからの情報によると、8月3日にスペインの国際保健規約(IHR)国家担当者はバレンシア地方Gandia(ガンディア)市でチクングニア感染症患者が発生したことをWHOに報告しています。患者は60歳男性で、ヨーロッパ圏外への旅行歴はありませんでした。

チクングニア熱は蚊に刺されることで広がるウイルス性疾患です。「チクングニア」とは、アフリカの現地語で痛みによって「かがんで歩く」という言葉に由来します。最近、ヨーロッパやアメリカ大陸にも感染者が広がり、年々患者数が増加している感染症です。

 このウイルスは蚊によって媒介され、感染した人のおよそ20%が発熱、頭痛、筋肉痛などの症状を起こします。1%未満の低い割合ですが、重症の脳炎も起します。50歳以上の人が重症になりやすいとされています。有効なワクチン、治療法はなく、流行地域では蚊に刺されないことが重要です。

現在、ワクチンや予防薬はありません。虫除け対策が唯一の予防法です。肌が露出する服装で野外を行動することは避けましょう。

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