中東呼吸器症候群(MERS)の発生状況 

2015年9月2日に公表されたWHOの情報によると、サウジアラビアの国際保健規約 (IHR)国家担当者は8月24日から25日の間に、死亡者2人を含む新たな中東呼吸器症候群コロナウイルス(MERS-CoV)感染者15人をWHOに報告しました。これらの報告された患者のうち11人は、現在、リヤド市の病院で起きているMERS-CoVの集団発生と関係しています。

感染予防と制御の対策は、診療施設においてMERS-CoVが拡がる可能性を防ぐために極めて重要と考えられています。他の呼吸器感染症と同様に、MERS-CoVの初期症状は非特異的なため、通常、早い時期に患者をMERS-CoVと診断できるものではなく、医療従事者は、診断にかかわらず、すべての患者に対して常に一貫した標準感染予防対策を適用する必要があります。

 韓国保健福祉部によれば、9月1日現在、韓国におけるMERS感染例は累計186人(渡航先の中国で確認された韓国人1人を含む)、うち死亡者数は36人、また、退院者は141人となっています。7月5日以降、新規感染者は確認されておらず、現在感染者のうち1人が依然として陽性の状態です。また、当該事案に起因する隔離対象者は、同27日、最後の1人が解除となり0人となりました。当該事案とは関係のない中東からの入国者について、9月1日付け発表によると、疑い患者は0人です。

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