ウクライナーポリオ(急性灰髄炎)

9月1日にWHOから公表された情報によると、ウクライナでワクチン由来のポリオが発生しています。ポリオ(急性灰髄炎)は、ポリオウイルスによって急性の麻痺が起こる病気です。ウイルスが人の口の中に入って、腸の中で増えることで感染します。

ウクライナでは、2015年6月30日と7月7日を発症日とするワクチン由来のポリオウイルス1型(cVDPV1)の患者2人が確認されました。2人は、ルーマニア、ハンガリー、スロバキアおよびポーランドと国境を接するウクライナ南西部のZakarpatskayaoblast(ザカルパッチャ州オーブラスチ)からの確認です。ウクライナはワクチン接種率が不十分のため、ワクチン由来のポリオウイルスが発生する特有のリスクをもっています。ワクチン由来のポリオウイルスの伝播は極めて稀ですが、予防接種が不十分な集団では発生することがあり、ポリオウイルスの中ではよく報告される遺伝子株です。

 WHOの海外渡航および健康情報では、ポリオ発生の影響を受けた地域に旅行するすべての者に対してポリオの予防接種を受けることを勧めています。感染地域からの住民および4週間以上の滞在者は、その出発に先立つこと4週から12か月の間に、経口ポリオワクチンまたは不活化ポリオワクチンの追加接種を受けることをお勧めします。

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