アメリカ(イリノイ州)−おたふく風邪(流行性耳下腺炎) 

東イリノイ州中部に位置する、シャンペーン・アーバナのイリノイ大学の学生でおたふく風邪(流行性耳下腺炎) が流行しています。最初の症例は2015年の春に確認され、8月26日の時点で、約100例の症例が報告されました。

おたふく風邪にかかると、高熱(38度以上)が出て、顔が丸く腫れます。首の痛みが強く出てきますが、その後、最大の特徴は耳下腺の腫れで耳の付け根から顎のあたりに出ます。

 さらに、腹痛や頭痛、倦怠感、腹痛や嘔吐、食欲不振等と言った症状も現れることがあります。

これらは、発症後に出てくる症状ですが、実はおたふく風邪で一番感染力が強力なのは、感染後の潜伏期間中です。おたふく風邪に感染した子供を看病しているうちに、親に感染する例も少なくありません。

大人がおたふく風邪にかかると男性なら、精巣炎や睾丸炎と言った生殖器に障害を受ける可能性が高くなり、男性不妊になる場合もあります。女性は卵巣炎になることもありますが、不妊症の心配はそれほどなく、その確率は7%程度です。しかし、その他の合併症として、骨髄炎、心筋炎、膵炎、肝炎、難聴、甲状腺炎、溶血性貧血などを発症することもあり、まずは初期症状の様子によく注意する必要があります。初期症状が出たら、即座に病院で診察を受けるようにしてください。

小さいころにおたふく風邪にかかっていなかったり、予防接種をしたことがないというのであれば、感染した場合には子供以上に重症化を防ぐという意味でも、予防接種の検討をお勧めします。

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