No.108 アメリカ大陸−コレラ

2015年8月12日、汎米保健機関(PAHO)がアメリカ大陸でのコレラに関する情報が発表されました。2015年の初めから第30週までに、アメリカ大陸3か国から20,388人の患者が記録されています。内訳は、ハイチで20,043人、ドミニカ共和国で344人、キューバで1人です。これまでのところ、2015年にメキシコからはコレラ患者は報告されていません。

キューバで最後に確認されたコレラ患者は、2015年1月にカナダの国際保健規約(IHR)担当者によって報告されており、この患者にはキューバへの渡航歴がありました。

ドミニカ共和国では、2010年11月の流行の始まりから2015年第28週までに、死亡者489人を含む、コレラ疑似患者32,764人が記録されています。

ハイチでは、コレラ流行の始まり(2010年10月)から2015年7月25日までに、コレラの患者が合計744,698人に達しており、そのうち426,884人(累積の入院率57%)が入院し、8,826人が死亡の報告があります。

2015年1月から7月25日(第30週)までに、20,043人のコレラ患者が発生し、15,921人が入院(入院率79%)、171人が死亡(致死率0.7%)しました。2015年に疫学週数毎に記録された患者数と死亡者数は、2014年の対応する週と比べて多くなっています。また、2015年のいくつかの週では、2012年に記録された同じ週の患者数と比べて多くなっています。

コレラはコレラ菌によって、下痢や嘔吐が生じる病気です。症状が軽いこともありますが、重い下痢が起こることもあり、大量の水分が失われ、脱水から死亡することがあります。

コレラの流行地へ渡航、滞在される方は、今後の情報に注意してください。

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