No.103 台湾—デング熱

台湾から新しいデング熱の症例が台湾で報告されて続けています。2015年7月28日から8月3日までの間に124例の症例が報告されました。そのうちの102例の症例は台南市で報告されています。

2015年5月以来、台南市では251例の症例が報告されています。

 デング熱は感染後3〜7日経過してから、発熱(38.0℃以上)、頭痛、目の奥の痛み、筋肉痛や関節痛といったインフルエンザ様の症状がでます。また、発熱して3〜4日後から胸やお腹に赤〜桃色の小さな発疹が出て、次第に手足や顔面に広がります。通常は発熱してから1週間ほどすると解熱し、回復します。しかし、この時期に一部の人は、歯茎からの出血や血便や血尿といった「出血症状」、さらには「ショック症状」をおこし、重症化することがあります(デング出血熱)。重症化した場合の致命率は、治療を受ける国の医療水準にもよりますが、1%前後とされています。

また、デング熱はインフルエンザと同様に流行地域と流行時期があります。旅行先でのデング熱の情報も見ておくことをお勧めします。

デング熱にはワクチンがないので、予防のためには蚊の対策が重要です。

デング熱を媒介するネッタイシマカなどは、郊外だけでなく都市やリゾートにも出没します。この蚊は昼間吸血する習性がありますが、とくに日の出後と日没前は注意が必要です。蚊に刺されないようにするためには、肌を露出しない服装(長袖・長ズボンを着用)をするとともに、虫よけスプレー(忌避剤)、蚊取り線香などを併用しましょう。

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